広い面積の落ち葉やゴミなどをかき集めるのに最適の道具、それがスイーパーです。イチゴやトマトなど防草シートを敷いてある施設栽培や駐車場や公園、工場などさまざまなシーンで使用されています。
ブロアーやほうきを使って掃除をするとホコリが舞ってしまい、思いがけず周辺の作物や車などが汚れてしまうことがあります。
そんな場合でも、楽々掃除ができる大活躍のスイーパーを紹介します。
ケルヒャー(KARCHER) スイーパー S4
ケルヒャーとは
ケルヒャーと言えば、高圧洗浄機が有名です。他にもスチーム洗浄機など電動の掃除道具を数多く販売しています。ケルヒャー社は、1935年ドイツでアルフレッド・ケルヒャーが温風ヒーターなどを開発する会社として創業しました。日本では、1992年からケルヒャー・ジャパンとして企業活動を行っていて、全国およそ20の事業所と営業所を構えています。そのため、修理・アフターサービスが充実していて、製品を安心して購入することができます。
ケルヒャーのラインナップのなかでも、手動式のスイーパーは電源いらずで整備された路面であればどこでも楽に掃除ができるので評価も高く人気があります。
手押し式スイーパーのメリット
- ほうきとチリトリに比べて時間の短縮になる
- 細かいホコリが舞いにくい
- 疲れにくい
- 電源が不要
デメリット
- 平坦な場所しか使えない
- 狭い場所は入れない
イチゴ施設栽培で大活躍!
いちごは花びらが大量に落ちます。葉っぱも適宜取り去っていきます。その際に、葉のくずや培地が床に落下してだんだんと花びらや枯れ葉などで汚れていきます。
汚れると見た目だけでなく、病気のもとになるので栽培管理上、清潔にしておかなければなりません。
そんなとき活躍するのが手押し式のスイーパーです。ほうきとチリトリを使うよりも、早くきれいになるので、収穫で忙しい時期のイチゴ栽培施設にはもってこいのアイテムです。
掃除を開始して10分ほどで砂や大きめのゴミまでダストボックスの底面がいっぱいになるくらいよく取れる。
進行方向の右側に内側にかきこむ回転ブラシが付いているので、通路を掃除するときは往復するといいです。床にこびりついたゴミは、事前にデッキブラシなどでこすり落としておくと時間の短縮になります。
家庭用S4がおすすめ
ケルヒャーには、業務用KM70/20Cのスイーパーというものもあります。
ケルヒャー(KARCHER) スイーパー KM70/20C
家庭用のS4スイーパーとくらべると、本体の重さが約2倍あり、約12kg重くなります。1時間で何平方メートルの面積を掃除できるか?という清掃能力については、業務用のKM70/20Cの方が家庭用S4よりも約1.5倍の能力があります。しかし、価格は業務用が家庭用の約7倍するのでおすすめはS4です。
型番 | S4(家庭用) | KM 70/20 C(業務用) |
---|---|---|
作業幅(cm) | 51 | 70 |
清掃能力(㎡/時) | 1800 | 2800 |
コンテナ容量(L) | 20 | 20 |
本体寸法(cm) | 奥行76×幅60×高さ94 | 奥行130×幅76.5×高さ103.5 |
本体重量(kg) | 9.8 | 22.0 |
価格(公式ショップ) | 26,840円 | 185,900円 |
おすすめ度 | ◎ | △ |
まとめ
業務用は清掃能力が高いものの、重量が2倍以上するうえ価格が約7倍するため、圧倒的に家庭用のS4スイーパーがおすすめです。日頃からこまめな清掃ができていれば、大掛かりな清掃をしなくてもすむので年末の大掃除が圧倒的に楽になること間違いなし!